剣盾S21最終295位/レート2010Let's Go! Xerneas

 

f:id:p0ke_24:20210829210922p:plain

サムネ用

はじめまして

24やユウというHNでポケモンをやっている者です。この度、剣盾シングルのS21において自身初のレート2000を達成することができましたので僭越ながら初の構築記事を書かせていただこうと思います。もしよければ最後までご覧ください。

 

 

 

《構築経緯》

 シーズン序盤は受けループが強いのではないかと思い使用していましたがうまく扱えず、以前の竜王戦環境で使用感の良かったゼルネアスを使ってみると、ある程度勝てることがわかったので取り巻きを色々試しながら上記の構築に辿り着きました。

  当然ながらゼルネアスではトップメタであるザシアンに対して為す術がないのでザシアンに強めなポケモンであるウルガモス採用しました。また、ザシアンと組まれていることが多く、ゼルネアスのストッパーになり得る化身ボルトロスを牽制でき、電気と地面の一貫を1枠で切ることができる霊獣ランドロスを採用しました。これら2体はタイプや特性上ではザシアンに有利であるものの、ザシアンと戦うことを考えると物理耐久が高いとは言い難いので両方をHBベースでの採用にしました。

 このままではスカーフカイオーガとのバトルが3ターンで決着してしまうのでゴリランダーを採用しました。この枠は中盤まで受け崩しができると踏んだウオノラゴンを採用していましたが、私の力量が足りず活躍させてあげることができませんでした。

 最後に受けループが厳しいので申し訳程度の対策としてミミッキュ、諸々を切り返すことができて、相手の選出を歪ませることのできるメタモンを採用し構築が完成しました。

 

 ここまで読んで頂いた方にはお分かりだと思いますが相当な欠陥構築です。(後述)ですが、これでもある程度は勝てたので運が良かったのでしょう。

 

《コンセプト》

・壁を用いず、サイクル下で隙を見つけてジオコントロールを積む。

・五分以上で渡り合える構築に対して可能な限り取りこぼさない。

・勝てない構築にはごめんなさいして降参する。

 

《個体詳細》

ゼルネアス@パワフルハーブ

 

ゼルネアスパワフルハーブ(フェアリーオーラ・ひかえめ)

223(172)-×( )-116(4)-201(252)-119(4)-129(76)

ムーンフォース/10まんボルト/きあいだま/ジオコントロール

ぽけっとふぁんくしょん!
HBD-総合耐久意識(無補正黒バドの眼鏡アストラルビット耐え)
C-積んだあとできるだけ止められたくないので特化
S-準速75族抜き抜きかつ+2で+1準速119族抜き
 
 努力値を考えて振り直すのが面倒だったため竜王戦環境の時に使っていた個体をそのまま使いました。眼鏡アストラルビット耐えとか書いてますが、調整意図は恐らく無補正黒バドの命の珠ダイホロウ確定耐えとかだったと思います。
もし今振り直すならグラススライダーなどの物理の先制技で縛られることが多かったのでHを削ってBに回すか、鉢巻ウオノラゴンが多かったので最速75族抜きくらいまでSを伸ばすと思います。
努力値が流用でも強いだなんて素敵ですね。

 

 

ウルガモス@カゴのみ

 

ウルガモス@カゴのみ(ほのおのからだ・ずぶとい)

191(244)-×( )-121(196)-155( )-125( )-129(68)

ほのおのまい/ギガドレインちょうのまい/ねむる

ぽけっとふぁんくしょん!
HB-諸々の効率を考慮しできるだけ高く。
S-前述のゼルネアスと同値
 
 HBベースのウルガモスで、特化ザシアンの+1巨獣斬を大体2回耐えることができるので基本的に後出しが間に合います。特化+1巨獣斬+ワイルドボルトはほぼ死にます。努力値をHPに大きく割いているので交代際に蝶の舞を積めていれば無振りサンダー程度なら強引に起点にしていました。
ゼルネアスとSラインを合わせることで相手とのS関係を確認できるので安全にゼルネアスを着地させられる可能性が高まります。
ちなみに両バドレックスの前で眠ると永眠します。(自戒)
 
 
ランドロス(霊獣)@ゴツゴツメット

 

ランドロス霊@ゴツゴツメット(いかく・のんき)

196(252)-166(4)-156(252)-×( )-100( )-99( )

じしん/がんせきふうじ/とんぼがえり/ステルスロック

ぽけっとふぁんくしょん!
HB-少しでも甘えると特化ザシアンの+1巨獣斬の乱数がズレるため特化
S-下から蜻蛉返りをしたいので下降補正
 
 普通のHBゴツメランドロスです。本記事の妥協個体枠でS個体値を28-29にすることで実数値110を実現することができ、この値は基本的にミラーで下から蜻蛉返りができる上に-1最速97族以下の上を取ることができます。個体を用意するのが面倒だったのでそのまま使い続けましたが次に同じ型を使う際は頑張って用意すると思います。悪ラオスはこの構築に出てきにくいですし、水ラオスはかなり重たいですがそこまで数が多いというわけではなかったので何とかごまかせてましたが、フェアリーオーラにタダ乗りしてゼルネアスを止めに来る珠ミミッキュが辛かったです。
 
 
ゴリランダー@命の珠

 

ゴリランダー@いのちのたま(グラスメイカー・いじっぱり)

179(28)-194(252)-111(4)-×( )-91(4)-133(220)

グラススライダー/はたきおとす/ばかぢから/つるぎのまい

ぽけっとふぁんくしょん!
H-10n-1で珠ダメ最小
A-特化
BD-余り
S-準速80族抜き
 
 普通の珠ゴリランダーです。カイオーガ軸によくいるナットレイを意識して技構成を決めました。サンダーには弱いですがカイオーガと組んでいるサンダーは遅い個体が多く上から叩き落とすを押せますし、サンダー引きに合わせてゼルネアスを着地させられれば麻痺させられない限り勝利を大きく手繰り寄せられます。準速80族抜きはマンムーを強く意識した配分です。2000チャレの対戦では大活躍してくれました。
 
 
ミミッキュ@ラムのみ

 

ミミッキュ@ラムのみ(ばけのかわ・おだやか)

161(244)-×( )-100( )-×( )-169(228)-121(36)

でんじは/いたみわけ/みがわり/のろい

ぽけっとふぁんくしょん!
HD-無振り145族の不一致火炎放射を身代わりが耐え
S-麻痺時の最速スカーフ95族抜き
 
 申し訳程度の受け構築対策かつ起点作成要員です。知り合いの方にすすめられて最後まで使ってました。受けに対してはほとんど投げましたが、ムゲンダイナが大体毒技や身代わりを持っていたので普通に負けていました。多くはなかったですが無対策な受けに対してはかなり刺さりがよくミミッキュ1体で勝てることもありました。構築単位で受けは切っているので勝てたらラッキー程度ですが対受けに対しても4回に1回くらいは勝てたのでよかったです。そもそもあまり当たらなくてラッキーでした。
 
メタモン@こだわりスカーフ

 

メタモンこだわりスカーフ(かわりもの・なまいき)

155(252)-×( )-×( )-×( )-110(252)-47( )

へんしん///

ぽけっとふぁんくしょん!
HD-特化
S-威嚇やDL対面で下から変身するために最遅
 
 脳死切り返し要員です。某強者の方がメタモンが入っている構築は完成度が低いというような旨の発言をされているのを聞いたことがありますが、私の構築に関して言うとまさにその通りなので反論の余地はありません。適当に使ってもそこそこ強く穴埋め枠として重宝しただけでなく、ウオノラゴンの一貫がおかしなことになっている本構築では一番エラで噛まれたモンスターであることは言うまでもありません。
 
 

《重い構築・ポケモン

 
【禁止伝説部門】
・ザシアン(特にウオノラゴンと組まれてるとやばいことになります)
・火力のあるムゲンダイナ
・身代わり持ちのムゲンダイナ
・日食ネクロズマ(ほとんど当たらなかったので助かりました)
・ゼルネアス(壁構築でなければ五分)
 
【一般ポケモン部門】
・ウオノラゴン(全員噛まれて死にます)
・水ウーラオス(個体数がそこまで多くなくて助かりました)
・瞑想ハピナス+物理受け(誰も突破できない)
・小さくなるラッキー(当て続ければ勝てるかも)
・毒菱展開(普通にしんどい)
ハッサムウルガモスでワンチャン)
ギルガルド(同上)
・Gヤドキング(チョッキでもヘドロでもほぼ無理)
・鉢巻ゴリランダー(HP160くらいないとゼルネアス縛られます)
・珠ミミッキュ(フェアリーオーラのタダ乗りやめてください)
・ほえるや吹き飛ばしで流してくる皆様
 
前述の欠陥構築とはまさにこのことです。コンセプトの無理なポケモンは諦めるというのは戦術的なものではなく、単純に勝てないからです。このほかにも重いポケモンはいると思うので、思い出したら追記していきたいと思います。
 

《結果画像》

TN:ユウ レート2010/最終295位

f:id:p0ke_24:20210901142213j:plain

f:id:p0ke_24:20210901142416j:plain



《終わりに》

ポケモンをやる上で何か結果を残したいと思っていたのでインフレシーズンではあったもののレート2000を達成することができて嬉しく思っています。構築相談などをできる人が周りに多くいるわけではないので、もしよければ下記のTwitterにて絡んでいただけるととても喜びます。また、この記事に関するご質問やご指摘、アドバイスなども募集しておりますので何かありましたらお気軽にご連絡ください。

twitter.com


それではここまで読んで頂き本当にありがとうございました。